フェムケアとは?自宅でできる骨盤トレーニングのやり方を解説

フェムケアとは?自宅でできる骨盤トレーニングのやり方を解説

女性特有の健康に関する課題を解決するために、今フェムケアが注目を集めています。製品だけでなく、自宅で簡単にできる骨盤トレーニングも、フェムケアに効果的です。

しかし実際どのように行えばよいのか、分からない方もいることでしょう。そこで今回は骨盤トレーニングのやり方や、フェムケアが必要な理由についてご紹介しましょう。

フェムケアとは

フェムケアとは、女性という意味のフェミニンとケアを掛け合わせた言葉です。主に女性ならではの健康問題を解決するための、商品やサービスのことです。フェムケアに似た言葉に、フェムテックがあります。これは女性の健康の問題に対して、テクノロジーを使ってアプローチすることです。

フェムケアは、テクノロジーを使わないで問題を解決する商品やサービスという点が、フェムテックとの違いであるのです。フェムケアの商品やサービスは、具体的にサニタリーショーツや女性用サプリメント、マタニティインナーなどがあります。フェムテックの一例は、生理周期を管理するアプリやホルモン検査キットなどがあげられます。

女性には月経や妊娠・産後ケアなどの健康問題があげられるでしょう。さらに不妊・婦人科疾患・更年期、セクシャルウェルネスなどさまざまなものもあります。近年ではこういった問題を解決するために、フェムケア商品やフェムケアサービスが多く展開されているのです。

自宅で出来る骨盤トレーニング

まずは自宅でできる、骨盤トレーニングについてご紹介しましょう。

あお向けでお尻を持ち上げるポーズ

はじめに床へあお向けに寝た状態で、ひざを立てます。かかとの位置がひざの下くらいになるように調整し、足は腰幅程度に開きます。つづいて骨盤を突き上げるように、骨盤を床から浮かせましょう。お尻~腰~背中の順に、床から浮かせるのがポイントです。最終的にひざから肩にかけて、一直線になるような姿勢を保ちましょう。そのまま右足を床から浮かせ、右足のくるぶしを左ひざに乗せます。右ひざはムリのない範囲で外側に倒していきましょう。姿勢を保ったまま息も吐いて、膣や肛門を締めます。そして息を吸いながらゆるめます。これを5回繰り返しましょう。反対側も同じように行います。

横向きで脚を持ち上げるポーズ

まず右対側を下にして横向きになり、両ひざを90度に曲げましょう。右手は頭の下、左手は体の前につきます。 左脚を持ち上げて脚を開いていきます。その後呼吸に合わせて、膣・肛門をしめたりゆるめたりしましょう。それを5回ずつ繰り返し行います。腰が反ったり丸まったりしないよう、注意して行うのがポイントです。反対側も同様に行います。

うつぶせで足の裏を合わせるポーズ

床またはマットにうつぶせになって、肩の下にひじをつき上体は軽く起こしましょう。両ひざを外側に大きく開いていきます。そしてひざ下を床から浮かせたら、両方の足の裏をつけましょう。この姿勢で、5呼吸を繰り返します。膣・肛門の収縮を意識しながら行いましょう。手でしっかりと床を押して、肩がすくまないようにするのもポイントです。はじめはゆるめたりしめたりする感覚が、分かりにくいかもしれません。しっかりイメージしながら行うことで、少しずつできるようになるでしょう。

トレーニングを行う理由

骨盤底筋は継続的に鍛えていないと、加齢と共に筋力が低下しゆるんでいきます。とくに更年期以降は、急激に筋力が低下するでしょう。まだ尿もれになっていない方も、40代に突入したら骨盤底筋トレーニングを始めましょう。40代または50代くらいになると、腹圧性尿失禁や混合性尿失禁など尿漏れが増えていきます。骨盤トレーニングを習慣にしておくことで、予防や改善に効果があります。さらに便もれや骨盤臓器脱の予防にも役立つでしょう。

骨盤トレーニングを行う時は、コツをつかんで毎日継続して行うことが重要です。骨盤トレーニングは、骨盤底筋を意識して行います。腟と肛門を締めたり、ゆるめたりするのが基本です。骨盤底筋と横隔は連動しているので、呼吸も意識しなければなりません。締めるときは息を吐き、ゆるめるときは息を吸いながら行いましょう。コツをつかめば、自宅でもたいへん簡単にトレーニングできるのが、メリットだといえるでしょう。

正しくできている人であればトレーニング開始から1か月後、通常の場合は2~3か月で効果が出ていきます。トレーニングで最も大切なことは、継続することです。効果が出たからといってやめてしまっては意味がありません。

まとめ

今回は骨盤トレーニングのやり方についてご紹介しました。毎日トレーニングを行うことで、尿もれの予防や改善だけでなく、スタイルアップにも効果が期待できるでしょう。
また自律神経が整い不眠や冷え・肩こり、腰痛なども改善されるかもしれません。ぜひトレーニングを習慣にしましょう。

「光美容ラボ」では、巻き爪矯正やネイルケア、骨盤トレーニングなどさまざまな施術を承っております。

骨盤がゆがんでいるとお尻が大きく見えて、尿漏れの原因となるでしょう。
さらに骨盤底筋が弱ると、ひどい場合は子宮脱や膀胱脱を引き起こすかもしれません。

当院では磁気パルスによって、骨盤底筋に刺激を与える「Mag:tec」を導入しています。骨盤の開きや骨盤底筋の筋力が低下していると感じている方は、ぜひともお気軽にお問い合わせください。