巻き爪で歩き方に異変!自然な歩き方ができないことが体に及ぼす影響とは


指に過剰な力がかかることでも発症する巻き爪。ヒールを履いて仕事をしなければならない女性の多くが、巻き爪の悩みを抱えています。巻き爪のほとんどは足の指、なかでも体の中心を支える親指にその症状が現れます。ジンジンする痛みと腫れをかばう歩き方によって指だけではなく、体に大きな影響を及ぼすことも心配されているのです。ここでは、巻き爪で普通の歩き方ができなくなったことが体に及ぼす影響について解説します。

1. 巻き爪とは

足の親指が痛くて靴が履けないなどという声をよく聞きますが、巻き爪とは主に足の爪に起こる症状で、爪の端が内側の肉に食い込んで痛みを感じる状態のことをいいます。

主に足の親指に起こる場合が多い症状ですが、人によっては小指などほかの指にも同じ症状で悩まされます。巻き爪になると足をかばい、自然な歩き方ができなくなり爪だけではなく膝や腰などに不調をきたすこともあるでしょう。

巻き爪は男女ともに起こる症状で、また幅広い年齢層の方が悩みを抱える症状です。巻き爪の原因は遺伝である場合もありますが、たとえば女性ならハイヒールを履く人や立ち仕事の人などに多く見られる症状です。

  • ハイヒールをよく履く
  • 幅の狭い靴をよく履く
  • 過剰な体重
  • 外反母趾がある
  • サイズの合わない靴を履き足先に負担がかかる
  • 間違った爪の切り方

上記に示したようなことが原因となり巻き爪になります。たとえば爪の切り方で両端に切り残した爪がトゲのように尖がった状態であると、皮膚に刺さり炎症を起こすことがあります。これを「陥入爪(かんにゅうそう)」といいますが、陥入爪も巻き爪の原因になりかねません。

巻き爪の症状が現れると足先がズキズキと痛むために自然な歩き方ができなくなります。そのままにしておくと正しい歩き方ができないことで、以下のような症状を引き起こす可能性があります。

  • 足がO脚になる
  • 骨盤が歪む
  • 腰痛や肩こりなどを引き起こす

足先だけの痛みだけではなく、巻き爪から体全体の健康に悪影響をきたす場合があります。

2. 巻き爪による不自然な歩き方が体に及ぼす影響

巻き爪になるとまず歩き方に影響が出ます。足の先が痛むことで立っていることすら辛く、自然な歩き方ができなくなるでしょう。巻き爪になって大きな問題となるのが歩行困難になるということです。たとえば巻き爪になった時の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 足先が痛くて靴が履けない
  • 普通の歩き方ができない
  • 痛みをこらえる歩き方になるため姿勢が悪くなる
  • 歩き方が悪いために腰や膝、肩に痛みが出る
  • 高齢者の場合は転倒のリスクが高くなる

足先だけの症状である巻き爪ですが、その痛みをかばって自然な歩き方ができなくなることで、足先の問題から全身の健康に悪影響を及ぼすことへとつながっていきます。

2-1. 足がO脚になる

巻き爪になると足先の痛みをかばった歩き方になるため、そのまま放っておくと足がO脚気味になってしまいます。

足がO脚になると外反母趾や膝、足首や股関節などに負担をかけて痛みを生じることがあります。それがまた原因となり骨盤や頸椎が歪み、肩こりや頭痛を引き起こします。

2-2. 骨盤が歪む

女性の場合は、巻き爪によって骨盤に歪みが出たり、体がむくみやすくなったりします。歩き方が悪くなることで血流も悪くなり冷えを生じることがあります。

歩き方が悪いと骨盤が開いてしまい、内臓が下がりやすくなることで下腹がぽっこりするなど体系の崩れの原因にもなるのです。

2-3. 足首に負担がかかり捻挫しやすくなる

巻き爪になると歩き方がぎこちなくなるため、体を支える足首にもちろん大きな負担をかけることになります。痛みをこらえて歩くことで足首に負担がかかり、捻挫しやすくなったりふくらはぎの筋肉がつりやすくなったりするほか、アキレス腱が腫れたりすることもあります。

足首は体の起点となってバランスをとっている重要な部分。そこに負担がかかることは膝、股関節、そして腰や骨盤の歪みなど上半身にも悪影響が生じます。

2-4. 感染症になりやすい

巻き爪は要するに、皮膚組織に爪が刺さっている状態です。肉にキズができて化膿している状態なのです。そのままにしていても治るわけではありません。

そこに靴下や靴を履くなどすると痛みや腫れの症状がひどくなり、化膿している状態が悪化すると感染症の原因となります。

最悪、指の奥まで菌が入り込んでしまい巻き爪の指を切断ということにもなりかねません。

2-5. 爪水虫(爪白癬)にかかりやすい

巻き爪の症状が現れた方は爪水虫(爪白癬)にかかる場合が多いようです。爪がもろくなってしまい白濁してしまいます。

水虫とは1種のカビです。そのままにしておくと足の裏全体に水虫が繁殖し、さらには背中やお尻など水虫が付着し「たむし」になる可能性があります。

2-6. 運動ができない

巻き爪であると自然な歩き方ができないので、もちろんジョギングやゴルフをはじめとする運動はできません。靴を履かない水泳もキズ口から黴菌が入る場合があることや、感染症を起こしている場合は人に移してしまう場合があるのでできません。

3. まとめ

巻き爪はその部分だけに痛みや感染症が起こるだけではなく、痛みをこらえて歩くことで偏った歩き方になり、体全体に悪影響を及ぼします。

放っておく捻挫しやすくなったり足がつりやすくなったり、さらには上半身まで悪影響が広がります。原因は遺伝をはじめさまざまですが、巻き爪になってしまった場合は素人判断で爪を切ろうとするのではなく、医療機関や爪を専門に施術を行っている施設で適切な処置を受けましょう。

埼玉県さいたま市の「光美容ラボ」は、「普段は見えないところにこそ綺麗なお手入れを」をコンセプトに巻き爪を矯正する施術を行っています。

丁寧なカウンセリングと説明を受けて施術に入ります。特許技術を取得した巻き爪の矯正施術は年間2,000人もの実績を誇り、その仕上がりは誰もが満足する美しい仕上がりです。

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